6千万円調達HotelStyle OS「aiPass」のビジネスモデルを解説
2021.02.04

この記事の目次
はじめに
2021年1月29日、HotelStyle OS「aiPass」を運営する「CUICIN株式会社」が、プレシリーズAラウンドで総額6,000万円の資金調達を完了したことを発表しました。
宿泊業界のDXを推進するCUICIN株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:辻 慎太郎、以下 クイッキン)は、プレシリーズAラウンドとして、株式会社サイバーエージェント・キャピタル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:近藤 裕文、以下 CAC)をリードインベスターに迎え、エンジェル投資家として著名な大冨 智弘氏、他複数の投資家を割当先とする第三者割当増資を実施し、総額6,000万円の資金調達を完了しました。シードラウンドを含め、これまでの累計調達額は1億円となります。
PR TIMESより
新型コロナウイルス感染症により、急速に環境が変化するなかで、宿泊業のDXがよりいっそう求められるようになりました。
今回は、そのような状況下でリリースされたHotelStyle OS「aiPass」について、そのビジネスモデルを中心に解説していきます。
1 非接触型スマートチェックイン機能
「aiPass」の大きな特徴は、スマートチェックイン機能とプラグイン機能にあります。
まずは、「スマートチェックイン機能」について見てみましょう。
従来、ホテルや旅館に宿泊するお客様には、到着時に氏名や住所といった情報を用紙に記入してもらうこと(チェックイン)が一般的でした。
これは、旅館業法に宿泊者名簿を備える義務が記載されていることによるのですが、わざわざ記載するのは単純に面倒ですね。
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旅館業法第6条
営業者は、厚生労働省令で定めるところにより旅館業の施設その他の厚生労働省令で定める場所に宿泊者名簿を備え、これに宿泊者の氏名、住所、職業その他の厚生労働省令で定める事項を記載し、都道府県知事の要求があつたときは、これを提出しなければならない。
2 プラグイン機能
プラグイン機能は、以下の3つのカテゴリーで提供されています。
自由に組み合わることができるようになっているため、ホテルのスタイルに応じた最適なOMS・PMSを実現することが可能です。
(1)マーケティング
属性データや売上、お客様の満足度などを閲覧することにより顧客を分析することができるようになっています。 また、特定の顧客に対して定期的にメールを配信する「メール自動配信」機能が付いています。 マーケティングを組み合わせることにより、顧客のターゲット層や経営課題などを知ることが可能です。(2)ホスピタリティ
施設内の混雑状況を把握したり、その予測を立てたりすることができるようになっています。 また、旅行者がルームサービスやレストランの予約をスマホからリクエストできるようになっています。(3)業務の効率化
サイトコントローラーと連携することにより、予約情報を自動で取り込むことが可能になっています。 また、旅行者は自分のスマホから部屋を開け閉めできます(スマートキー)。 このほかにも、クレジットカードを登録することにより、チェックアウト時に滞在中の支払いをまとめてできる決済機能や客室のステータスを変更することにより、清掃の管理を効率化できる清掃管理機能も付いています。 このように、「aiPass」では、スマートチェックイン機能にプラグイン機能を自由にカスタマイズすることにより、最適なOS・PMSを実現できるようになっています。3 「aiPass」の特徴|メリット
「aiPass」には、以下のような特徴があります。
(1)顧客の管理・分析から自社を知ることができる
チェックインをした顧客のデータを蓄積していくため、顧客の属性や行動データを分析することができます。 その結果、自社の強みや弱みを把握でき、よりいっそうの成長や改善などに繋げることが可能です。(2)より迅速な対応が可能になる
旅行者は、スマホ一つでルームサービスやレストランの予約を取ることができます。 そのため、より迅速な対応が可能になり、従来にはない接客ができるようになります。(3)効率的なホテル運用が可能になる
スマートチェックイン機能にプラグインを追加することにより、ホテルのスタイルに合わせた最適なOSなどを実現できます。 その結果、業務の効率化に繋がり、接客に集中することが可能です。4 利用プラン|マネタイズ
「aiPass」では以下の3プランが用意されています。











